相続税の納税のタイミング

遺産を受け取った後にかかる相続税について、納税のタイミングはどうするのがいいでしょうか?
これは納税ができる準備が整ったあと、なるべく早くとなります。
スムーズに納税を終わらせた実例では、基本的に申告から納税まで、準備が整い次第すぐに終わらせているものがほとんどです。

たとえばある実例ですが、相続税の申告が終わったのが8月15日となり、相続人の全員が納税を済ませたのが、8月26日となっています。
なお、納税期限は10月17日だったため、非常にスムーズに納税が済んでいることになりますね。
このように納税のタイミングは、実際に納付ができるようになったらすぐにやるのがポイントです。
うまくいった実例で、特に理由もなく期間を空けてから納税したという事例は、あまりありません。
申告が終わったあと、実際の納税を先延ばしにしていると、そのうち忘れてしまい、期限を過ぎてしまうことも多いです。

実際にそのような実例もあります。
こちらも申告までは期限の1か月以上前に終わっていたものの、ある相続人が支払いを先延ばしにするうちに忘れてしまい、相続税の一部が未納のまま期限を過ぎてしまったのです。
なお、この例で未納だった相続人は、お金がなかったわけではありません。

納税のためのお金は、故人から相続した預金通帳に入っているお金で十分に間に合ったのですが、なかなか時間を作れずに先延ばしにするうち、忘れてしまったといいます。
この支払いは銀行の窓口でやるつもりだったのですが、ここは基本的に平日の昼間しか空いていませんよね。
仕事が忙しく、なかなかこの時間帯に抜けられなかったため、先延ばしにしているうちに納税そのものを忘れてしまったというわけです。

このように相続税を納税するだけとなったあと、実際にいつ納税をするかは各相続人に任されていますから、だからこそ先延ばしにすると忘れる恐れもあります。
このようなことがなく、確実に納税を終わらせるためには、納税の準備が終わり次第、できるだけ早いタイミングで納税をするのがポイントです。